文章の構成 ~ 起承転結を簡単に解説 ~

起承転結 文章術
文章の構成 ~ 起承転結を簡単に解説 ~

物語を組み立てるのに適している構成は起承転結 』です。

簡単に説明します。

問題が起こる
問題が大きくなる
問題が解決する
その結果( 例えば、めでたしめでたし )

ありがちな青春ものを当てはめてみます。

好きな女子の前でいじめっ子にやられる
トレーニングをする
いじめっ子と対決して倒す
女子から見直される

注意して欲しいのは、起承転結は話を4等分にするのではないということです。

映画などは『 承 』の部分が全体の8割を占めています。

2時間ある映画の8割は96分です。

96分もの時間、ひたすらトレーニングを見せられても、あきてしまいますよね?

トレーニングにアイディアを持たせたり、学校とか、家とか、好きな女子とか、何かしらの問題を入れて飽きさせないようにしています。

そして、中だるみをしないように、中間くらいで今一度いじめっ子と対決をさせたりして盛り上げます。

もう少し掘り下げます。

映画やドラマには細かい起承転結がたくさん入っています。

例えば、

刑事が犯人を見つける
後をつける
気づかれる
取り逃がす

警察署に戻る
上司に叱られる
情報屋から犯人を見つけたとの報せが入る
一人で出ていく

夜のバーで犯人とはちあわせる
追いかける
路地に追い詰める
犯人が何者かに射殺される

①~③の起承転結の一塊をシークエンスと言います。

シークエンスは複数のシーン( 場面 )が集まってできた出来事の一区切りのことです。

③のシークエンスを使って、承の部分について解説しますね。

映画などで刑事が犯人を追いかけるシーンを思い浮かべて下さい。

人込みの中を追いかける。

必ず人とぶつかる。

犯人が道路を渡り、

刑事があとを追う。

すると、

クラクションを鳴らした車が前を通過して渡れない。

路地に追い込む時も、

フェンスによじ登らなければならなかったり、

犯人がごみ箱を投げつけてきたり、

何かしらの障害を加えます。


スムーズに目的を達成させないようにすることで見応えを出しているのです。

シークエンスが長くなるにしたがって、承の部分の割合は全体の8割に近づいていきます。

例外もありますが、映画は基本的に細かな起承転結の積み重ねでできていると思って下さい。

以上、ザックリと起承転結でした。

ではでは。

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