エッセイを書くときの8つのポイント

エッセイ
エッセイを書くときの8つのポイント

 はじめに 

エッセイは、書き手にとっても読み手にとっても気軽な文章であります。でも、気軽とはいえ、人に読んでもらうには抑えなければいけないことがあります。

ポイント 指さし

ここでは、エッセイを書く際の8つのポイントについて説明していきます。

 1:エッセイの文字数 

エッセイは気軽に読めるものです。それは、文章の量も同じこと。人気のある有名人やプロのエッセイストの作品はともかくとして、さらっと読める分量が好ましいです。

色々な人の意見を基にすると、600文字~1600文字が一番多いようです。

産経新聞で『 朝晴れエッセー 』という読者の投稿コーナーがあるのですが、そちらは、文字数が600字くらいになっています。気になる人は挑戦してみて下さい。

このように、応募先によって文字数規定がありますので注意して下さい。

わたし個人としては、最初のうちは400字くらいでもいいと思います。無理なく始めましょう。

長いものを書けることは凄いことでもあるけれど、発表する場やテーマによって求められる量は違ってきます。

どうしても書いているうちに長くなってしまうという人は、物語を書こうとしている傾向にあります。( 他にも原因はあります )

考え方としては、物語を書くのではなく、その中のとあるエピソードを抽出する。そんなイメージです。

 2:読んでもらうには、読みやすさ、分かりやすさ 

気軽に読んでもらうためには、読みやすさ、分かりやすさが必要になってきます。

先ずは、難しい漢字は避けましょう。文字数を稼ぐためにじゃんじゃん変換して、漢字だらけな文章になってしまうと、読み手はうんざりします。

読めない漢字が出てきたら、そこで一旦、あなたのエッセイの世界から現実に戻されてしまいます。

それに、その難しい漢字を辞書などで調べる人は、まずいないでしょう。殆どの人が、良く分からないまま読み飛ばします。

さらに、分からない字が何度も出てくると、あなたのエッセイを読むことを途中で止めてしまうかもしれません。

それに、文学小説のような表現もせずに書きましょう。誰もが気軽に読める文章を目指します。

閃き女子

 3:あなたの考え、感じたこと、思ったことを必ず書く 

エッセイはあなたの見聞、経験を元に書くことが大前提ですが、もう一つ外してはいけないことがあります。

その出来事を受けて、あなたがそれをどう感じたのか、それについてどう考えるのか、あなたの内面を書いて下さい。

A+B=

A = 事実
B = 感情
A +  B  = エッセイ

事実 + 感情 = エッセイ

これがセットになってこそ、そのエッセイが、あなたならではの文章になるのです。

 4:内容は重くない方が良い 

時には深くて重いテーマ性のあるものもいいかもしれませんが、あまり重い内容だと、読み手も滅入ってしまいます。

重いテーマは避けろということではありません。そのテーマの取り扱い方、とでも言えばいいのでしょうか。例えば、人の死とか離婚などの重いテーマでも、書き手によっては重く感じさせず、逆に爽やかささえ感じさせる人もいます。

お説教くさくなること。誰かを批判すること。これらも避けたほうが良いですね。

エッセイは気楽に書いて( いるようにみせて )気楽に読めるものですから。

気楽に本を読む女性

 5:事実をどこまで書くのか? 

初心者の頃に陥りがちなことですが、どこまで事実を書けばいいのか? これに悩む人が多くいます。

実際にあったことにとらわれ過ぎると、無駄に文字を使ってしまいます。もちろん、エッセイは事実に基づき書かれるものですが、実際にあったことの全てを、そのまま書く必要はありません。

例えば、

結婚式の親族控室で、父と母と父かたの祖父と祖母、それに父かたの叔父と叔母、その娘が二人いて~~~

限がないのでここまでにしておきますが、その場にいた人全員を書く必要はありません。重要な人だけ書いて、あとは親戚一同。などと表現したります。

また、自作を引き合いに出します。とあるエッセイで

―― 交差点で信号待ちをしている時に後ろから声をかけられた。

そう書いたのですが、実際は、

―― 不動産屋さんの前で賃貸物件の貼り紙を見ていた時に声をかけられた。

これが事実です。

この時、一緒にいた相手の機嫌が悪かったのです。

機嫌が悪いのに、一緒に貼り紙を見ているというのも、なんとなくしっくりきません。それに、何故機嫌が悪いのに、一緒に貼り紙を見ているのかを書いてしまうと、説明くさくなりすぎてしまうんですね。

伝えたいことを分かり易く伝えるために、変更しました。

このように事実に手を加えるのはOKです。

さじ加減が難しいので、どこまでならOKとか、定規を使って書いたような線を引くことはできませんが、それによって読みやすくなる、分かり易くなるのなら、そうすべきです。

この先、あなたもエッセイに手を加えることは沢山でてくるでしょう。

その時は、エッセイの目的の一つである。分かり易さ。を優先しましょう。

 6:感情はできるだけ具体的に 

エッセイには、経験した出来事の紹介だけではなく、それによってあなたが感じたことなどを書きましょう。といっていますが、大雑把な感想では物足りません。

例えば、

食レポに不慣れな芸能人が「 おいしかった 」というコメントしかできなかったら、「 誰でも言えるじゃん 」なんて思いますよね?

それと同じで、あなたの体験を「 楽しかった 」だけで済ませたら、「 よかったね 」で終わってしまいます。

どう楽しかったのか、そこまで書いてみて下さい。

ステーキたべる女性

 7:上手くひねる必要はない 

得意な人もいるけれど、たいていの人は、上手くひねろうと挑戦して、よく分からない文章になってしまったり、読んだ人からの感想で「 そうくると思った 」と言われてめげたり、結局ひねることができなくて筆が止まってしまったり、なかなか道は険しいです。

文の運びに捻りを加える必要なんてありません。まずは素直に、あなたの想いを綴っていくことをお勧めします。

素直な女性

 8:大事なことは目的 

エッセイを書く上で、一番大事なことは、目的です。

あなたが書いたエッセイを読んだ人にどうのような読後感を抱いてもらいたいのか? これを意識して書かないと、ただの文章の垂れ流しになってしまいます。読み終えて「 だから? 」と思われてしまったら、もう次がありません。

難しく考える必要はありません。

読んだ人が、

「 この人面白い 」
「 そんなことってあるんだー 」
「 それ悲しいよね 」
「 なんかほっこりした 」
「 あ、それあるある 」
などなど。

こんな読後感を持ってもらえればでいいのです。

エッセイを書くときには、読んだ人にどう感じてもらいたいのか?  それをしっかりと決めて書きましょう。

ではでは。

エージロー

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