エッセイ入門 ~ エッセイを書くなら読んでおいて欲しい記事 ~

エッセイとは エッセイ
エッセイ入門 ~ エッセイを書くなら読んでおいて欲しい記事 ~

 はじめに 

あなたが、Facebook(フェイスブック)や、ブログ日記を書いているのなら、そして、より多くの人に読んでもらいたいと思っているのなら、エッセイ術を身に付けて下さい。今までの文章よりも、一味も二味も違う文章になります。

 エッセイとは 

エッセイはあなたの経験を元に書かれた文章のことです。これが大前提です。

簡単に言ってしまうと、あなたの見聞や経験を通してあなたが思ったこと、考え、感情などを、比較的自由につづる文章です。

でも、それって日記も同じですよね?

しかし、日記とエッセイでは違いがあります。

わたしなりに「 エッセイとは 」なんだろう? と、改めて考えてみました。

日記は、その日、自分に起こった事とそれに対して感じた事などを書き記したものですよね? なかには、出来事だけをメモ書きのようにつづる人もいますけど。

注目して欲しいのは、本来の日記は「 誰かにみせるものではなく、あくまでも書いた自分だけのもの 」だという事です。

以前観た映画やドラマでは、他人に読まれないよう日記帳に鍵が掛けてある描写があったと記憶しています。

鍵付き日記

秘密性を帯びていて、それだけ個人的なものだったんです。

それが、インターネットの発達、SNS利用者の増加から

日記 = 個人を公開するものになっています。

なので、日記という言葉から秘密の香りが薄れてきました。

だからと言って、公開してあればエッセイなのかと言うと、これも違う気がします。

エッセイは随筆とも訳されます。

随筆の意味からすると、【 筆の向くまま気の向くままに書く 】という事になります。

それではあてはまる文章が多く存在しますよね?

あなたが、Facebookやブログなどで公開している文章もそうですし、歌の歌詞とか、なんとなく閃いたことをメモに書き写すことも該当するでしょう。

すると、なんでもかんでもエッセイになってしまいます。

そこで、考えてみました。

エッセイとは、【 筆の向くままに書いたと思えるくらい、気軽に読めるもの 】と定義してみました。

折角公開するのなら、ただただ徒然なるままに書くよりも、エッセイを意識して書いて公開したほうが読み手に親切ではないでしょうか?

読みやすく、面白味をもったあなた史をエッセイという形で書くことで、読者さん、フォロワーさんが定着し、あなたの事をより多くの人に知ってもらうことができるようになります。

まとめると、

エッセイは、Facebookやブログなど、公開手段は関係なく、あなたの見聞・経験を元に、気軽に読んでもらえるように、読者さんを意識して書かれた文章である。

 エッセイが目指すところ 

エッセイは、あなたの見聞、体験が元になります。空想の作り話ではありません。あなたの体験を書く。それだけでエッセイと言ってしまってもいいくらいです。

でも、ここで注意しなければならないのは、同じ体験をしている人もイッパイいると言うことです。

例えば、玉ねぎのスライスをしていて涙が出てきた。

玉ねぎ涙でる

これも、あなたの体験ですが、多くの人が同じ経験をしていますから、その事実だけ書いてもなんの面白味もありませんよね? 「 だから? 」と言われておしまいです。なにしろ、肝心なことは読んでくれる誰かに向けて書く。ということです。

なので、それを忘れずに取り組んでいきましょう。

あくまでもイメージの例えですが、

ジャージ姿でソファに寝そべりながらスマホに打ち込んで書くのと、ちょっとお洒落な外出着でカフェに行き、ノートパソコンで書くのではまるで違いますよね?

実際にそうする必要はありませんけど。イメージとして、普段着の文章と比べて、ちょっとだけお洒落した文章だと思ってもらうといいかもしれません。

気取って書きなさいという事ではありません。お洒落って、人によって違いますよね? あなた自身にあったファッションで充分です。似合わない服をむりに着る必要はありません。

そんな感覚で取り組んでもらいたいですね。

そして、誰かに向けて書くということは、共感してもらうというゴールがあります。

「 うん、うん。そうだよねー 」

「 わかるそれー 」

「 私も、わたしもー 」

「 へー、凄い! 」

「 あ、それ悲しい 」

などなどのような感情を持ってもらうこと。

それがエッセイのゴールです。

ゴールテープをきる

 補足 

エッセイについて語りましたが、全ての人が納得してくれるような定義づけをすることは難しいです。

最初にも書きましたが、辞書に掲載されている意味でいうとエッセイって本当に自由ですよね? 特に「 思いのままに 」なんて。

もちろん、それでいいと思います。

なので、あなたが、「 これはエッセイです 」と言ってしまえば、それはもうエッセイなのです。

でも、それだと無秩序すぎませんか?

この定義に私は一言、追加したい。「 伝えるために 」という言葉を。

どのようにしたら伝わるんだろう? 分かってもらえるんだろう? これを意識することが、あなたがエッセイを書く上で、習得すべきことではないでしょうか?

最後に補足させて下さい。

エッセイとは、【 あなたの見聞や体験を元に、あなたの考え、価値感、想い、などを伝えるための文章 】 でもある。

ではでは。

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また、このブログに投稿している3つの記事
『 エッセイを書くなら読んでおいて欲しい記事 』 ※ この記事です
『 エッセイを書くときの8つのポイント 』
『 エッセイを書くときにあなたがすべき3つの事 』
+ 自作エッセイ 「 ネギ、割高になる 」
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エージロー

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