ハリウッド式三幕構成をザックリと説明

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『 ハリウッド式三幕構成をザックリと説明 』

この記事ではハリウッド映画の90%以上が使用している構成術、三幕構成を紹介します。

例えば、120分の映画があります。
この120分を三つに区切ります。
三等分ということではありません。

一幕目が約30分 二幕目が約60分 三幕目が約30分 ザックリとこれくらいです。

この時間については、撮影や編集時に調整するのではありません。
脚本の時点で目処を付けて書いています。

例えば、日本の脚本の場合、400字詰め原稿用紙一枚が約1分の映像になります。

脚本家さんによって、原稿の文字数設定は違います。
でも、書いているのは映画やドラマの、どの辺りなのか時間を意識しているのは確かです。

時間と枚数に関する話はこの辺にして、構成のお話をします。

一幕と二幕の終わり前には、転換点があります。
それを起点として物語を違う方向にもっていきます。
この転換点はプロットポイントと呼ばれています。

プロットポイントとは?

アメリカの脚本家でプロデューサー、シド・フィールドの言葉を引用します。

プロットポイントはアクションを動かしつつ、それにひねりを加えて違う方向性を与える。
それによって一段上の段階にストーリーを進め、解決に向けて前に転がすのである

プロットポイントによって話の流れが変わり、それによって主人公がさらなる行動を起こします。
主人公が行動を起こすことで、一幕と二幕、二幕と三幕がつながれ、120分の話の筋を通すのです。

では、三幕それぞれの役割をみていきましょう。

 

第一幕

第一幕は映画の発端部です。
ここでは状況設定が示されます。

主人公は誰なのか?
どんな人たちが関わってくるのか?
どんな環境でドラマが起こるのか?
いつの時代の話なのか? 
などなど、
様々な状況を示す部分です。

そして、一幕の終わりに主人公の目的が示されます。

第二幕

 第二幕は映画の中盤部です。
半分以上がこの部分です。
主に葛藤が描かれます。

一幕の終わりに主人公の目的が示されました。
その目的を達成しようと行動する主人公の様子を、この二幕目で描きます。

そして、二幕の終わりにプロットポイントがあり、主人公は結末へと向かいます。

第三幕

第三幕は映画の結末部です。
物語が解決します。

主人公が目的を達成できたのか否か、その結果が描かれます。

 

このように、発端( 状況設定 )中盤( 葛藤 )結末( 解決 )の三つのパート、すなわち三幕で映画の筋が作られています。

 

ちなみに、この記事は

シド・フィールドの「 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと 」を参考にして書きました。

構成術だけでなく、キャラクター造形やエンターテイメントに必要な知識が得られます。
有名な映画を例に出して三幕構成の解説をしていたりします。
興味のある方は読んでみて下さい。

 

三幕構成をザックリと書かせて頂きました。
次の記事で、例を出してもう少し説明します。

⇒ 三幕構成を作品例を挙げて解説

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