『 表現力を身に着ける方法 』
表現力というものは、
簡単に身に着くものではありません。
普段から意識をすること。
その積み重ねによって着くものです。
では、この表現力をどのようにして身に着けていくのか?
その方法をお話します。
近年、「 老若男女問わず使われるようになったなー 」と、
僕が感じた言葉が「 やばい 」です。
対面で会話をしている時であれば、
表情などから言いたいことは伝わってきます。
これが文章だとしても、
話の流れがきちんとしていれば、
言いたいことは分かります。
でも、あなたの表現力を向上させるのなら、
「 やばい 」以外の言葉を使うべきです。
とはいえ、
ずっと使ってきた言葉を簡単に変えることはできませんよね?
それに大抵の言葉は、
反射的に発しています。
なので、
矯正することは簡単ではありません。
でも、文章は、書いてから読み返せますし、
必要があれば書き直せます。
あなたが、「 やばい 」と書いていたのなら、
それがどうして「 やばい 」のか、
その理由を考えてみて下さい。
例文
「 このスイーツやばい 」
手直し文
「 このスイーツは今まで食べたなかで、一番おいしくてやばい 」
例文
「 先輩に告白された。マジやばい 」
この出来事は
嬉しいのか、
迷惑なのか、
分かりませんよね?
手直し文
「 先輩に告白された。とても嬉しくて、やばい 」
このように「 やばい 」の前に
その理由を書き込みます。
そうしましたら、
文章から「 やばい 」を
消して下さい。
手直し文
「 このスイーツは今まで食べたなかで、一番おいしい 」
「 先輩に告白された。とても嬉しい 」
いかがですか?
「 やばい 」が
不要だと分かりますよね?
このようにして、
どうしてそう思ったのか、
その理由を書くことで、
気持ちが分かりやすくなります。
なにより文章から幼稚さがなくなります。
この表現で充分かというと、
完璧とは言えません。
「 おいしい 」という言葉も、
どうおいしいのか、
まだ具体的に表現できます。
でも、ここは表現力を鍛える第一歩です。
「 やばい 」を多用するよりも、
はるかに良いです。
「 やばい 」に限らず、
日常生活で意味の広い言葉がまだまだあります。
「 イケメン 」なんかもそうですね。
どのようなイケメンなのかを、
考えてみて下さい。
こうして普段から意識することで、
表現力は次第に鍛えられていきます。
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