『 かみ合った文章にするために 』
④ 述語を抜かない
ここでは食い違いのない文章を書くための方法をお話します。
文章をかみ合わせること。
その 4 です。
主語はなくても文は始まりますが、述語なしで文は終わりません。
そんな述語ですが、書き忘れることがあります。
『 体力を使う 』 『 知力を使う 』は、述語が同じなので、『 体力と知力を使う 』のように共用することができます。
『 本とテレビを観る 』これはおかしいですよね?
『 本 』は『 読む 』ものですから『 本を読んでテレビを観る 』となります。
例文
お電話での問い合わせは受け付けておりません。
ホームページのQ&A欄か、メールでお問い合わせください。
『 Q&A欄か 』の述語がありません。
手直し
お電話での問い合わせは受け付けておりません。
ホームページのQ&A欄を参照していただくか、メールでお問い合わせください。
例文
このお店でアルバイトをしてよかったことは、美味しいまかないだけでなく、人との接し方を学べたことだ。
『 美味しいまかない 』の述語がありません。
手直し
このお店でアルバイトをしてよかったことは、美味しいまかないを食べられただけでなく、人との接し方を学べたことだ。
では、ちょっと考えてみて下さい。
例文
僕がネットビジネスを始めた時に、知人からバカにされました。悔しさと、絶対に稼いでみせると思いました。
『 悔しさ 』の述語が抜けていますね。
手直し
僕がネットビジネスを始めた時に、知人からバカにされました。悔しさを感じると共に、「 絶対に稼いでみせる 」と思いました。
述語がないと文がかみ合わないことを分かって頂けたと思います。
会話なら通じることでも文にすると違和感がありますよね。
気を付けましょう。
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